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障がい者グループホームって何?
障がい者グループホームの存在は知っているけれども、実際にどのようなサービスがあるのか等具体的なことは知らないという方は多いのではないでしょうか?施設によってサービス内容や特徴は異なるので、事前に知っておくことが重要です。そこで今回は、障がい者グループホームのサービス内容をご紹介します。
障がい者グループホームとは、障がいのある方同士が一緒に生活を行うことができる住居のことです。老人ホームにもお年寄りの方と一緒に介助や支援をしてくれる方が常駐にしていると思いますが、同様に日常生活におけるサポートを行ってくれる方がいます。障がい者グループホームは、障害者総合支援法に定められた障害福祉サービスとなっています。
基本的には2~20人程度が在籍する小規模の住居となっており、各利用者の個室と共同生活を行うスペースが用意されています。
障がい者グループホームの種類
障がい者グループホームには、さまざまな種類が用意されており、利用者に合わせて利用できる仕組みとなっています。ではここからは、3通りの種類についてご紹介していきます。
宿泊型自立訓練
宿泊型自立訓練とは、自分で日常生活を送れるようになるために夜間や休日だけ宿泊するという方法です。家事などの日常生活の訓練や入浴や着替えを自分で行うための支援を行いつつ、利用者が生活に対して感じている不安について相談に乗ってくれます。基本的には2年、最大3年間利用が可能となっています。このような一時的な宿泊型自立訓練にも、障がい者グループホームが使用されることが多くあります。
対象者
宿泊型自立訓練の対象者は、知的障害者・身体障害者・精神障害者・難病患者などで、日中には他の福祉サービスを利用している方となります。特別支援学校を卒業した後に自分で生活することを目指して利用したり、精神科の病院を退院した後に日中活動ができるようになった方が常時住む形式のグループホームに移行するために利用します。
包括型共同生活援助
包括型共同生活援助とは、夜間と休日だけグループホームで日常生活の支援をしてもらえる仕組みです。自分ではなかなか日常生活の入浴やトイレ、食事などができない方や家事ができない方を対象としており、グループホームにいるスタッフがその人のできない部分をサポートしてくれるとしてくれます。
対象者
包括型共同生活援助の対象者は、身体障害者・知的障害者・精神障害者・難病患者となっています。身体障害者の場合は65歳未満の方のみが使える仕組みとなっています。
日中サービス支援型共同生活援助
日中サービス支援型共同生活援助とは、グループホームで24時間体制で日常生活の援助をしてくれる仕組みです。常に援助がなければ生活が難しい方のためにあり、事業者のスタッフがサポートしてくれるので、安心して生活を行うことができます。
対象者
日中サービス支援型共同生活援助の対象者は、身体障害者・知的障害者・精神障害者・難病患者のうち、常に介護がなければ生活を送ることが難しい人となっています。
外部サービス利用型共同生活援助
外部サービス利用型共同生活援助とは、夜間や休日にグループホームで生活の援助を行うことを指し、事業所の方は日常生活における相談と援助のみを行い、業務委託をした介護事業者が入浴・排泄・食事などの介護を行ってくれるという仕組みになっています。
対象者
外部サービス利用型共同生活援助の対象者は、身体障害者・知的障害者・精神障害者・難病患者となっています。
グループホームを使う時に大切なこと
グループホームを探してみると、かなりたくさんのホームがあってどこにすればいいのか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか?では何を基準に選んだらいいのかをご紹介していきます。
利用者の必要な介護状態に合わせて選ぶ
グループホームを探す際には、利用者が日常生活においてどれくらいの介助が必要なのかをしっかりと考えて選ぶ必要があります。支援が足りなければ不便を感じると思いますし、支援が充足しすぎるとなかなか自立に向かわなくなってしまいます。その人に合ったグループホームを探す必要があります。
無料体験をしてから選ぶ
グループホームの条件だけを見ても、実際に伺ってみないと雰囲気は分かりません。そのため、そのグループホームが居心地がよさそうなのか、必要なサービスをしっかりと受けることができるのかを実際に体験してから決めることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたか?グループホームを選ぶのであれば、安心して利用できるところがいいですよね。大阪でグループホームをお探しの方は、ぜひ一度「はぴねす」に体験にきてみてください。無料で実際の生活を体験することができるので、しっかりと検討して見極めることができるでしょう。