滋賀県の障がい者グループホームを探している人のなかには、何歳まで入居できるのか気になっている人もいるかもしれません。障害の程度は人それぞれ違いますし、年齢によっても、障がい者グループホームに求めることが変わってきます。滋賀県の障がい者グループホームを利用するうえで覚えておきたい、年齢制限について説明したいと思います。
目次
障がい者グループホームは何歳から何歳まで
一般的な障がい者グループホームは、入居できるのは「18歳以上」と決められています。また年齢の上限はどんな理由で入居しているのかによっても異なります。例えば身体障害者の場合は65歳未満もしくは、65歳になる前日までに利用経験がある人に限ります。身体障害と精神障害の両方の問題を抱えている場合は、65歳以上の入居も認められています。
ただし、児童福祉法第63条4及び5の規定には、一定の条件を満たすことで15歳以上の児童も障がい者グループホームを利用することができます。
“児童相談所長は15歳以上の障害児は、障害者支援施設への入所及び障害福祉サービスの利用が適当であると認めた場合は、その旨を当該市町村の長に通知することができる”
そのため、事前にお住まいの児童相談所などに聞いたうえで障がい者グループホームの利用を認められるのかどうか、事前に確認しておくといいかもしれません。15歳から入居できる障がい者グループホームは限られてしまうので、そのなかで納得できる場所と出会えるのが一番です。
障がい者グループホームの年齢問題とは
障がい者グループホームの上限において65歳とお伝えしましたが、この年齢になると「介護保険サービス」をできるだけ利用するように求められます。そのため、長年入居していた障がい者グループホームを出て、介護施設に移動することになります。介護保険の場合は、利用したサービスに応じて費用がかかる仕組みになり、障がい者グループホームにいたときよりも、費用の負担が大きくなってしまいます。近頃は「共生型サービス」なども出ていますので、65歳以上の利用を考えている人、年齢が近い人は早めに空き状況等確認しておくのをおすすめします。
まとめ
障がい者グループホームを利用するうえで覚えておきたい、年齢の下限と上限について説明しました。子供の自立を考え利用したいと思っても、どの年齢でも使えるわけではありません。希望している障がい者グループホームの受け入れ年齢なども含め調べておきましょう。